ドラクエⅤの幼少時代忘れる事なかれ

Diary

そう、私はドラクエが大好き。

Ⅴね、5。

永遠の因縁、ビアンカ・フローラ論争(デボラちゃんとかは論外よ)鳴りやまぬⅤ。

ぬわーーー!の名言轟くⅤね

そう、私はドラクエ大好き。

ドラクエをプレイしているか、ドラクエの発売を待ってるか。

私の人生は、このどちらかにいつも属していると言っても過言ではない。

ドラクエⅤって、主人公がちっちゃな子供の頃から話が始まって、嫁さん選んで子供までできる壮大な人生ドラマの作品なのよね。

石坂浩二さんにナレーションしてもらいたいくらいだわ。

当時から恋愛要素ってゲームにあるのも珍しくはなかったけど、結婚してお父さんになっちゃうってのはかなり珍しかったんじゃないかしら。

子供ながらにターゲット層大丈夫?ってホントに入り込めるか心配したものだわ。

で、プレイ初期は主人公がちっちゃな子供の幼年期なんだけど、子供だから行動が自由がきかないの。

街の外に出たくても、町人が通せんぼしてきたり、夜しかフィールドに出れない時期があるとかね。

いや、別に青年期でもいきなりどこでも行けちゃうわけではないんだけどさ。

でもまぁ、幼少期はやっぱ行動に制限がかかってるなぁーって、世界観に浸りながらプレイしてたのね。

なんだかそのことを最近よく思い出すのね、今この中年になった私はさ。

ああ、あの頃は不自由だったなって。

自由ってなに?ってなる。

今となっては私、いつでも好きな事できちゃうし、どこでも行けちゃうの。

やろうと思えば朝だろうが夜だろうが好きな時間に好きなとこ行って、好きな事できちゃうわけ。

大人になってしまえば、起きたい時間に起きりゃ良いし、眠たくなったら勝手に寝りゃあ良い。

そんな自由を手に入れた私はさ、何してるかっていうと、だいたいディズニーチャンネルかHuluで海外ドラマ観てるわけ。

もうそれこそ好き勝手にね

風呂に入ってても、朝起きてベッドに寝たままでも。

誰も「風呂に入ってる間にまで見るな」とも言わないし、

誰からも「ベッドから出てきなさい」とも言われない。

しかもDVDを入れ替えることも無く、スマホを片手にどこででも視聴できる。

CMもなく、次回を1週間待つこともなく、延々とね。

一気見 ってやつね。

昔はいくら一気見って言っても、テレビの前にいなきゃ見れなかったし。

それに見れる時間も限られるもの。

学生ならやっぱり学校行ったり、部活行ったり、習い事行ったり。

なかなか一気見なんてする時間無い。

はーー、成長してよかったって思う反面。

こんなんで良いんか・・・

ってなるわよね。

一気見したいけども、そんな時間ない!っていうもどかしさ不自由さ

生きてるってそういうフラストレーションを抱えている事じゃないかしら。

一気見できない時間は、生産的な事に使われていたもの。

こんな好きな事だけしていられるって幸せだけども、どんどんダメな人間になってるのかがわかるし、失うものが多すぎるわよね。

だから私はふと、自由のきかない幼少期のドラクエ5を思い出すのよ。

自由が無いから得られるもの。

やりたいことができないっても大切なんじゃないかしら。

まさに青春そのものじゃない

その不満と葛藤が人を成長させるんだもの。

それを避けて大人になれば、その代償は大きいはず。

それがもうただ老いていく私だけなら良いんだけども。

問題は私だけじゃなくてね、

ディズニーチャンネルなんて入ってると、子供たちも延々とアニメ『ドックはおもちゃドクター』を見たりしているわけ。

良くないよね。

1話みたら次回は来週!ではなくて、どんどん次の回も見れるんだもの。

好きなだけね。

こんな早いうちからこんなんじゃいかんな、何とかしなくては・・・

って思うわけ。

行動を改める前に、まず精神じゃ

そしてそれにはまず私が生活を改めなきゃね。

でもガムシャラに何かやるんじゃなくて、もっと根本的に改めなきゃいけないなって思うの。

そんな折、たまたま見ていたテレビで、あの美しいMEGUMIちゃんが、言ってたんだけども。

お風呂に入るときは、電気を全部消して暗闇の中でお風呂に入るんだって。

そうしていると研ぎ澄まされていく感じになるんですって。

生きているといつも明るいでしょ?

スマホやテレビ、光に囲まれていて。

そこから一度開放するというかリセットするというか。

何かすごい説得力あったのよね。

それワシに必要なヤツやんけ

って。

でもそうは思いつつ、そんときは絶賛中毒中の私は、

えーー、風呂ではデス妻見たい…

って、やる気にはなれなかったの。

で、しばらく頭にはあったんだけどスルーしてて。

でもいや、今こそとりあえずやってみようと思って。

子供にも関わってくることだもの。

この好き勝手自由にしすぎていつの間にかジャンキーみたいになり果ててさ。

このままじゃいけないもの。

まずはこれから始めてみようと。

何も見ない、闇の中で研ぎ澄ます事

自分と対峙する時間を作ってみよう。

見たいドラマを延々と見ていたらそれはゾンビと一緒よね。

私はゾンビになんてなりたくないわ

で、さあて。浴室で暗闇に身を任せた私。

何か悟れるか。

シュワシュワシュワ・・・

みたいな音が暗闇から聞こえてくる。

それはね、私が洗面器に

自分の臭ぁいブラトップを酸素系漂白剤に漬けていて、

その発泡の音。

私の臭い臭いの素が、漂白剤とケミストリー起こしてシュワシュワいってるわ・・・。

暗闇の心の旅路で何が発見できるか、

期待してたよーな、してなかったよーな。

とりあえず今日はシャワシャワが聞こえた、ってところか。

出だしはこんなモンだろう、まずまずだ。

良しとしよう。

千里の道も、悟りの道も一歩から、だ。

中毒症状でてるときは時間が死んでいく感覚がある。

でも世界にはまだ見逃したくないものがたくさんあるし、

いくら年取ったってさ、生きてんだから感性を枯らせたくないものだわよね。

それにしても、だ。

うちの給湯器は電源を切っても、時計の表示だけは出てしまう。

完全には真っ暗にはならない。

MEGUMIちゃんはどこの給湯器を使ってるのかしら。

それともブレーカー落として入ってるのかしら。

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